ブドウ由来のプレミアム成分 アンチエイジングのカギを握る レスベラトロール

第2章 長寿遺伝子のスイッチをオンに

長寿遺伝子を活性化するレスベラトロール

カロリー制限なしでもサーチュイン遺伝子を活性化

通常の6割程度の食事というと、20~30代の男性の場合、1日の平均摂取カロリーを2,500キロカロリーとすると、1,500キロカロリーが目標値になります。これは糖尿病で入院したときの治療食と同じくらいのカロリーです。いくらカロリー制限に老化抑制効果があるとわかっていても、元気で毎日忙しく働いている人にとってはちょっとつらいですよね。

サーチュイン遺伝子くんを起こすレスベラくん

そこで、最近注目を集めているのが赤ワインなどに含まれるポリフェノール類の一種である「レスベラトロール」という物質。近年新たに発見されたレスベラトロールは、老化を抑制するサーチュイン遺伝子に対してカロリー制限と同じような効果を発揮する物質として注目されています。

フランス人はバターや肉の多い高脂肪の料理を食べているわりには心臓疾患が少ないと言われています。俗に「フレンチパラドックス」という現象です。これはフランス人が毎日のように飲んでいる赤ワインに動脈硬化を予防する効果があるからではないかと考えられています。また、フランスのボルドー大学のオルゴゴゾ教授らの研究によると、赤ワインを毎日グラス3~4杯飲む人はまったく飲まない人に比べて、アルツハイマー病の発症率が4分の1と少なく、死亡率も低いという結果が出ています。そして最近の研究で、赤ワインの中に含まれるレスベラトロールが直接サーチュイン遺伝子を活性化させていることが突き止められ、赤ワインの健康効果の正体がレスベラトロールだと考えられてきています。