ブドウ由来のプレミアム成分 アンチエイジングのカギを握る レスベラトロール

第2章 長寿遺伝子のスイッチをオンに

カロリー制限で寿命が延びる

省エネモードで老化を抑制

カロリー制限と寿命との関係が注目されるようになったきっかけは第二次世界大戦にありました。物資不足で食糧が配給制になり摂取カロリーが減ったロンドンで、栄養不足やストレスからくる病気で死者が増えると予想されたにもかかわらず、実際には予想をはるかに下回ったのです。

カロリー制限で寿命が延びるその後さまざまな動物を使った実験が行われました。カロリー制限をするとネズミの寿命が3割延びたという実験結果があります。ネズミのほか、魚や線虫、ハエでもカロリー制限すると寿命が3割から5割伸びることが知られています。カロリー制限によって寿命が延びるというのは、今では動物全般に当てはめられる普遍的生物現象と考えられるようになっています。

米ウィスコンシン大学の研究報告によると、カロリー制限によって寿命が延びたネズミの筋肉を調べたところ、加齢とともに増加する内因性ストレスが減少したほか、体の組織を自ら修復する力も強まっていたそうです。また、アメリカの加齢研究所で実施されている長期間カロリー制限をしたアカゲザルの研究では、カロリー制限をしたサルは毛並みにもつやがあり見た目からして若々しく、ガンや動脈硬化などの老人病の発症も少なかったということです。つまりカロリー制限によって、抗老化作用が高まっているのです。

ではどの程度のカロリー制限が寿命を延ばすのに有効なのでしょうか?人間では結論が出ていませんが、動物実験では通常の食餌量の6割程度に抑えると最も良好な結果が出ています。