ブドウ由来のプレミアム成分 アンチエイジングのカギを握る レスベラトロール

第2章 長寿遺伝子のスイッチをオンに

長寿遺伝子のスイッチを握るものとは?!

カロリー制限がスイッチをオンに

スリムな人の周りで元気にとびまわるサーチュイン遺伝子くんとポテトチップスを食べながらゴロゴロしている人の横で眠りこけるサーチュイン遺伝子くん。

わたしたちの老化をコントロールしていると考えられるサーチュイン遺伝子は、すべての人が持っている遺伝子です。けれども、このサーチュイン遺伝子、普段はスイッチがオフの状態になっています。つまり、老化を抑制するためには、サーチュイン遺伝子のスイッチをオンにしなければならないのです。

この遺伝子と同じ働きをするSir2(サーツー)遺伝子が発見されたときに使用された酵母菌は、冷蔵庫の中で保管されていたものでした。寒くてエサもない、厳しい環境におかれてはじめて遺伝子が活性化したのです。

そこで、ガレンテ教授は「カロリー制限」に注目し、酵母菌で実験をしました。酵母菌のエサであるブドウ糖の量を減らし、カロリーを25%程度低く抑えると「NAD(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)という代謝の仲介をする補酵素が出てSir2(サーツー)遺伝子にまとわりつき活性化させることがわかりました。

NADはわたしたち人間の体にも存在します。摂取カロリーが制限されると、細胞内のNAD濃度が高くなることがわかっています。つまり、人間もカロリーを制限することでNADが増えると、サーチュイン遺伝子が活性化し、機能しはじめるのです。

ただし、カロリーを減らしすぎると、免疫機能が低下したり、骨密度が減少したりといった副作用も考えられます。食べ過ぎず、栄養バランスのよい食事でカロリーを控えめにすることが、サーチュイン遺伝子のスイッチをオンにして老化を抑制する秘訣です。