魚由来の人気成分!! 血液をサラサラ、脳を元気にする! DHA

第2章 DHAで血液サラサラ、中性脂肪も低下

血液をサラサラに、血管を若々しく

DHA含量の差による赤血球の流れる速度(羽田野六男教授の実験による)

■グラフ: 「DHA含量の差による赤血球の流れる速度」(羽田野六男教授の実験による)(出典:「DHAびっくりデータ」ふるさと文庫 P33)

ドロドロ血といわれる状態は、赤血球などの血液中の成分に柔軟性がなくなり、血流が悪くなる状態のことです。血液粘度が高まると心臓は全身に血液が回るように必死になって圧力を高めます。これが高血圧発症のメカニズムのひとつです。そしてドロドロ血の状態が長期間続くと、全身の細胞に栄養分や酸素がいきわたらず、さまざまな病気を引き起こす原因になります。

特に血液成分中で最も大きい赤血球の柔軟性が失われると血圧はどんどん上昇していきます。DHAには赤血球などの血液中の成分をやわらかくする働きがあり、血液をサラサラにしてくれます。一方、EPAには血小板が血管内で固まるのを防ぐ作用が備わっています。DHA、EPAをあわせてとると、血流の改善により高い効果が期待できます。

また、年齢を重ねるにつれ、血管も老化していきます。血管の壁にコレステロールや中性脂肪がたまって硬くなる状態が動脈硬化です。動脈硬化が進んだ毛細血管に大きな赤血球や血小板の固まりが流れてきた場合、そのまま詰まって血流がとまってしまいます。これが血栓です。血栓が心臓で起これば心筋梗塞、脳で起これば脳梗塞を誘発し、最悪の場合には命を落とすことになってしまいます。

DHAは動脈硬化の原因であるコレステロール値の上昇を抑える働きがあります。ラットを使った実験によると、DHAを投与したラットのコレステロール値が最も低くなるという結果が出ています。

キレイな太い血管の中をグングン流れる赤血球と一緒にスイスイ泳いでいくDHAくん。

さらに、DHAは中性脂肪を低下させる働きもあります。わたしたちが食べたものは体内で分解されエネルギーとして利用されますが、カロリーの消費が少ないとエネルギーは肝臓で中性脂肪に合成され、体内に蓄えられます。DHAは、肝臓で中性脂肪が作られるのを抑え、さらに肝臓から血液へ中性脂肪が分泌されるのを抑えるため、血液中の中性脂肪を低下させます。ネズミを使った実験ではDHAの投与によって血清中の中性脂肪がかなりの低下率を示すことが確認できました。

このように、DHAは血液をサラサラにし、コレステロールや中性脂肪による高脂血症を防ぎ血管の柔軟性を保ってくれるので、ダブルの効果で血流をよくしてくれるのです。