スーパーカロテノイド アスタキサンチン身体を守る赤いパワー

第1章 アスタキサンチンとは

赤いパワー アスタキサンチン

-生命の基盤、細胞膜を守る脂質酸化抑制作用-

アスタキサンチンと細胞膜

体内で最も活性酸素の標的になりやすいのは、その大部分が酸化されやすい脂肪(多価不飽和脂肪酸)でできている細胞膜です。活性酸素の攻撃を受けると膜が変性して細胞の機能が衰える他、活性酸素が細胞内の遺伝子に直接作用すると細胞ががん化する危険性もできてきます。ビタミンEは細胞膜の内側で、β-カロテンは細胞膜の中心部で抗酸化力を発揮することで、細胞膜を活性酸素から守っています。

アスタキサンチンも細胞膜に取り込まれることがわかっているのですが、その配置は非常に特殊です。アスタキサンチンは細胞膜に貫通した形で取り込まれ、細胞膜の中心部と表面の両方で抗酸化力を発揮することができるのです。アスタキサンチンが“スーパーカロテノイド”といわれるのは、生命活動の基盤となる細胞膜全体を酸化から守ることができる極めて優秀な物質だからなのです。

CoQ10の約1,000倍のパワー

アスタキサンチンを主成分とするサプリメントの抗酸化度合(富士フイルム)

アスタキサンチンは、「一重項酸素」と呼ばれる活性酸素に対して最も効果が高いことわかっています。シミやシワなど肌の老化の原因である紫外線によって発生するのが一重項酸素です。研究によるとアスタキサンチンはビタミンEの約550倍、β-カロテンの40倍もの効果があることがわかっています(*1)。

また富士フイルムの解析技術センターによる研究の結果、アスタキサンチンのパワーは、現在、美容界やスポーツ界で注目されているCoQ10の約1,000倍(*2)にもおよぶことがわかりました。

*1:一重項酸素のみを発生させ熱をかけず光の影響もない環境を人工的につくり各種カロテノイドとビタミンEの抗酸化力を、直接的に一重項酸素を測定することにより比較した研究(参考文献:「美肌、目と脳を守るアスタキサンチン」ハート出版)

*2:富士フイルム調べ